障害について知る

誤解を解いて発達障害を正しく知る|改善法で障害のない未来へ

LDの弊害

肩に手を置く

学習を行なう子供の中には人並みに勉強はできるものの、数字の計算が全くできない子供や漢字の書き取りだけが全くできないという特徴をもつ子供も稀にいるものです。こうした子供は、発達障害であるLDの可能性があります。LDとは、学習障害の事を指した症状であり、話すこと、書くこと、読むこと、または計算、推論において極端な弊害が現れる発達障害なのです。話すことは問題なく行えたとしても、本などを読むとなると途端に書かれている記述を理解できないことや、行をまたぐとどの部分を読んでいたかが分からなくなるなどの症状が現れるでしょう。また、数学などの計算においても、数字を書くことや概念を理解できたとしても、計算を行なうとなると混乱してしまい、簡単な足し算や引き算すら理解できないといった症状を表してしまうのです。LDの特徴は、脳内で行なう一部の情報処理に弊害が現れることであるため、単純に学習不足によりこうした症状が現れるというわけではありません。また、特定の分野では普通の人と問題なく作業を行えるため、弊害が現れる部分以外を伸ばしてあげることが重要となるでしょう。

LDの問題は大人になっても顕著に現れるため、単純な努力では補えないものです。計算を行なう上でLDの傾向がある人であれば、大人になっても計算を行なう場合に弊害が現れるので、レジ打ちなどの仕事でお釣りの計算を間違ってしまうことや、商品の発注を行なう仕事で重大な計算ミスを行なう場合、早めに自分の障害特性を知ることでこうした弊害に苦しまない、適職の仕事を見つけることができるでしょう。周囲にこうした傾向を持っている人がいた場合、多くの人はいい加減な気持ちで仕事を行っていると評価をしてしまいがちですが、障害をもつ本人にとっては難解なことであるため、周囲の理解が必要な障害と言えます。